正二作
平成27年白彫会出品一品作です。
鏡に映る姿も必見です。

なげきわび空に乱るるわが魂を  結びとどめよ したがひのつま

物の怪おとしの護摩壇にくべる 芥子の香りがついた桂着を脱いで 鏡を手にする六条の御息所、
その中には 葵上に取り憑いた物の怪の顔が写 っていた。
『一条大路での車争いを元に御息所 の物の怪が葵上に憑いたのは源氏 二十二歳の夏でした』
という源氏物 語第九帖『葵』に題材を取りました。梶原正二